マンションとアパートの違いは法令で定められている根拠はなく、不動産業界の慣習で区別されています。一般的には鉄筋コンクリート造で3階建以上の集合住宅がマンション、木造や軽量鉄骨造の2階建て以下の集合住宅がアパートとなっています。まれにこの区分ではわけることの難しい物件もありますが、基本的にはどちらかに当てはまるものと考えて良いでしょう。またマンションには賃貸契約で貸し出しているタイプと、区分所有として販売している分譲タイプにわけられます。

分譲タイプの物件は、室内の設備や建具などのグレードが高く、より快適な居住性を得られます。賃貸物件は一部の高級物件を除くと比較的簡素な内装であることが多く見られます。アパートと異なり、マンションでは防犯性について考慮されている場合が多く、オートロックの導入や24時間のセキュリティシステムの採用、管理人の常駐などの居住者が安心して暮らせるようなシステムとなっています。鉄筋コンクリートで頑丈な構造でもあるため、地震災害にも強く、隣接住戸で火災が発生しても延焼の危険性も低いものといえるでしょう。

東京都内では、分譲タイプの物件であればファミリー向けで5、000万円台から6、000万円台、単身者向けのワンルーム仕様で2、000万円前後が主流です。賃貸では超高級物件から格安物件まで幅が広く見られますが、一般的な立地条件の2LDKであれば10万円台の賃貸料で住むことができます。ワンルームであればもう少し賃料の相場は下がり、場所によっては5万円台という格安物件もあります。アパートと比較して高い防犯性や安全性を確保したいのであればマンションを選びましょう。

千葉県のマンションのことならこちら