不動産探しで分譲か賃貸か悩んでいるかた
不動産探しは人生でも大きな大きな決断の時です。自分の仕事や家族の将来、お子さんのことや両親のこと、自分たちの老後のことなど、本当に様々な要素でもの凄く悩んでしまうのは当然のことです。よく賃貸は財産にならないから自分の城を持つなら分譲だという意見を耳にすることがあります。果たしてほんとうにそうなのでしょうか?分譲と一言で言っても、手に入れた不動産には毎年の税金や維持していくための多くの費用が当然ながら掛かってしまうのです。
不動産選びの情報紹介では、どちらをお奨めしたいのかで賃貸応援と分譲応援が二分しています。どちらが本当に正しい選択なのでしょうか?その答えはご自身の本当の価値観や不動産に求めるものがどちらに一致するのかをきちんと判断することです。分譲でも庭付きの一軒家を購入する場合があれば超高層タワーマンションの高層階で地面とは縁のない快適空間を手に入れることもあります。まずはご自分の価値観でどういった場所にどんな住まいを手に入れたいのかをきちんとイメージすることから始めましょう。
そして、そのイメージが固まったら、賃貸にするのか、それとも分譲にするのかを考えていくことになります。買うと決めるには、毎年の固定資産税や一軒家の場合には10年~15年後に徐々に嵩んでくる補修費用、改築費用なども考慮しなければなりません。借りると決めても、家賃の他に共益費という名の補修や修繕にかかる費用は毎月積み立てていかねばなりません。不動産選びではどうしても初期投資というか、物件そのものの莫大な金額だけに目が行ってしまいますが、こうした長年の維持費用と税金にしっかりと目を向けることが大切だと思います。
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